McINTOSH MC2500

アップルのマッキントッシュの名称はここからきました。
当時、アップル社がマッキントッシュを発表した際、僕が連想したのは「あれ?僕が愛用しているオーディオメーカの名前と一緒だ?」でした。
よくみたらスペルが違いましたけど(AppleはMACINTOSHで通称マック、aが付いてるのだ)
後から聞いたのですが、ちゃんとこのメーカにライセンス受けたんですね、、
それはどうでもいいとして、マッキントッシュの素晴らしさに500Wというパワーを加えたモデルでした。
別にMC2205というパワーアップも所有してますが、音的にはその2205の方が僕的には好きです。
パソコンなどは新しい機種の方が良いに決まってますが、オーディオの場合は最新よりも、この頃の機器の方が「個性」があって良いのです。
中古市場も20数年前の機種であっても殆ど値が下がりません。
実際この2500も20年以上も前に買ったアンプですが、未だに健在です。
音は自分が安らぐ空間を創りだす為の重要なアイテムですが、その音質は既に2~30年前にはほぼ完結されていたと感じます。
これは「食」に関しても同じことがいえます。
どんなに高くて美味しい店であっても、ちょっとした近場の美味しくて安い店と比べて、同じ食材であれば限界を感じます。
値段が10倍高いからといって、10倍美味しいと感じる食べ物はありません。
雰囲気なども当然ありますが、音でも食でも何でも「素晴らしい」と感じさせる為には全く違った方向性(もしくは味付け)を新に見つけ出さなければなりません。
このマッキントッシュは、音楽の方向性を他社と全く違った方向で、まろやかに、そして優雅に導いてくれたのです。
このインパクトを超えたオーディオ機器にはまだ出会ってませんね。
(といっても人間同じ音質や食材では飽きがきますから、これを一生聞こう!食べよう!というものではないのですが)

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